八丈島の春~梅雨

3月半ばになると、寒さは急激に和らぎ、八丈島は本格的な春を迎えます。

 

後半にはフリージアの花が咲き乱れ、お祭りも開催されてにぎわいます。

梅雨に向け、海藻が生い茂ります。

 

その中でもケヤリは可憐な花のような部位を立ち上げ、さながら水中の花畑のようになります。

 

日本でもあまり他に見られない美しい光景です。

例年3月に、八重根の水中にアオリイカの産卵漁礁を設置します。
八丈島のアオリイカは<アカイカ型>と呼ばれる大型種。
大きなオスでは体長1m、重さ5kgにまで成長し、青い水の中数十匹で乱舞するシーンは必見です!

GW頃からウミコチョウの仲間のシーズンになります。

八重根の特定の場所では、一気に5種類ものウミコチョウの仲間を見ることもあります。

画像は代表種シラタマウミコチョウです。

梅雨になると、豊富な栄養分が海に注ぎ、一気に生き物が活発になります。
陸では高い湿度を好むキノコが増え、光るキノコは八丈島だけで7種類も見つかっています。

水中では繁殖のシーズンを迎え、固有種ユウゼンも時として大群になります。

ユウゼン玉と呼ばれる光景は、八丈ダイバーが愛してやまない、日本でもここだけの光景です。

冷水塊も多発する季節。

でも大物が狙えるのもこの季節。

特に幻のサメといわれているニタリがよく現れます。

湧昇流の冷たい潮に乗って現れる、シルバーの巨体は息を呑む美しさです。

春のシーズナリティ
3~4月 

水温:18~20℃ 透明度:20~30m 気温:18~20℃

5月

水温:20~22℃ 透明度:20~30m 気温:20~23℃

6~7月中旬<梅雨>

水温:18~25℃ 透明度:15~25m 気温:20~25℃

 

チェック:

・梅雨時は濃霧になりやすく、飛行機の週効率が下がる。東海汽船のご利用をオススメします。

・冷水塊も起こりやすいシーズンなので、ドライスーツ・ロクハンでも非常に快適。逆に薄手のウェットだと厳しいときもある。